おしりの話
今日は”こうもん”のお話です。
こうもんと言っても皆が入学式のときに通る学校の校門ではなくて、おしりの穴のことです。
おじさんは、最近、おしりの穴がむずむずして、生まれて初めて、おしりのお医者さんにいきました。
大人になると、おしりの穴を見られるのはすごく恥ずかしいです。それでも勇気を持って病院へ行きました。
病院へ行くと、おしりの専門のお医者さんが「まだ、小さいのですぐに治りますよ。放っておくと大きくなってうんこするのも大変になります」
おしりとかうんことかの話でびっくりしたでしょうけど、つまり何が言いたいのかというと、
○何か問題があることは小さいうちに解決する。そのためには動くということ。
先日「ベストキッド」という映画のDVDを見ましたが、ジャッキーチェーンがカンフーを教えている少年にこう言うのです。
「集中するんだ。波が立たない水面みたいに。動かないでいることと、静かでいるということは違う」
仮園舍のときに、下駄箱のスペースがなくてすのこを敷いていた。その踏み板の釘が5㎜くらい頭が出ていて、それに気づいた私は、たまたま近くにいた園長先生に知らせたところ、10秒くらい待ったらトンカチですぐに修理された。このレスポンスの速さに感動しました。
○普段気にかけないところにも感謝の気持ちを忘れない。
みんなは、おしりの穴にありがとうなんて言わないでしょ。でもおしりの穴があるからこそ、うんこが出て皆元気いっぱい健康でいられる
みんな、隣のお友達を良く見てください。いままで保育園で楽しく過ごしてきたお友達です。これからはそれぞれの学校にいきます。
終わりというのは、なくなることではありません。終わりというのは、始まりでもあるのです。今いる友達との別れは、新しい友達との出会いです。
それでは新しい場所で、ともだちを作るためにはどうしたら良いでしょうか?
こんな眉間にシワを寄せて、眉毛は立って「ともだちは、どこにいるかなあ〜」って言って、ともだちができると思う?
どうすればいいかな?
みんなが笑うとどういう顔になるかな?
ニコニコしていると友達は探さなくても集まってくる。
笑うことが大切です。笑うためには、恥ずかしいこともワクワクすることへ変えていかなくてはいけません。
失敗してもいい。挑戦するということは失敗を経験するということ。失敗していない人は挑戦もしていない。挑戦していない人は成長しない。
卒園するみんなにこの言葉を贈りたいと思います。
「ワクワクして挑戦しよう。」
捨てるということは新しいものを手に入れるということ。