結果を出す人の「手帳の秘密」 美崎栄一郎

「結果を出す人」の手帳の秘密

「結果を出す人」の手帳の秘密

手帳の秘密とは「時間に対する考え方」の秘密である。

実践しようと思ったこと

時間をブロックで考える一日の仕事の時間を3時間区切りで3案件とする、と著者は提案。時間に区切りをつけることを実践しよう。実際は、邪魔が入るもので、その時間も考慮して時間割なるものを作り上げようと思う。

考え方:頑張った自分にご褒美ではなく、仕事への準備のためにお金と時間を使う。例えばマッサージなど。

子供と同じ成長軸で自分の事も考える。1年生から6年生までで子供はずいぶん成長するが、社会人の6年はあまり差がない。

以下共感できるところ

・自分の時間は24時間のうち2時間と思え。(仕事8h、睡眠8h、移動2h、入浴・食事2hなどと考えると本当の自分の時間は少ない。)

・睡眠時間を削ると、後のパフォーマンスが落ちて結局時間がかかる

・5分間、トイレでもいいので1人で目をつぶって瞑想する。頭の切り替え。

・誰もやっていないことで、自分が価値を見出せる仕事をすると、時間価値が上がる。

・5分×6回と30分は違うと認識する。

・20%の空き時間を作る。週5日のうちの1日はフリーにしたい。

・移動時間は1人ブレストする。

・飲み会に対するスタンス

 著者も以前は無駄だと思っていた飲み会も今はできるだけ付き合うという。僕はまだ無駄だと思うことが多いので飲み会には極力参加しない。今後絶対ではなく、柔軟な考え方でいようと思った。

仕事力が10倍アップするシンプル片づけ術 小松 易

仕事力が10倍アップするシンプル片づけ術 (SB新書)

仕事力が10倍アップするシンプル片づけ術 (SB新書)

片づけ=モノとのつきあい方

必要なものを必要な分だけ所有することは、すごくクリエイティブなことである。なぜなら自分の好きな基準が分からなければ、何を捨てていいのか分からないから自分というものを作り上げる作業になるからである。

片づける方法は

外に出して、わけて、減らして、しまう

どうしても迷う時は”未決箱”を用意して、ある期間使わなかったら捨てる。


以下、印象に残った点

・デジタルになっても整理しないと、情報に溺れ、脳の創造性は損なわれる。
・他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる。
・成功体験を積むために、作業を分割する

著者と反対意見だったところ

・長財布は収納が多いので何でも入れ過ぎる傾向がある。2つ折り財布をコンパクトに使うと著者は言っていたが、

僕は長財布を使う。お金は曲げたらいけない。
カードは2枚のみ。レシートや硬貨は別にしている。お札はお札の部屋のみ。レシート一緒にしていてはお金は出て行くだけで帰ってこない。

残念な人のお金の習慣 山崎将志

残念な人のお金の習慣 (青春新書プレイブックス)

残念な人のお金の習慣 (青春新書プレイブックス)

残念な人=能力あり、やる気あり、いい人=結果が出ない人=優先順位が間違っている人

今回は、お金についてだが、著者もお金については”残念な人”だと言っている。

1.お金を稼ぐために重要なことは、目標である。分からなければ調べる。できないと思った時点で終わり。

2.お金のために全てを変える。それは趣味も一時的に封印する。僕はゼロにすることはないが趣味の考え方が仕事に生かせるのなら、そのような意識で取り組めばいいと思う。趣味=仕事という考えもありだと思うようになった。

3.お金を稼ぐ人の考え方。自分の目で確かめることが重要。オークションで売ることを経験し、尊敬する人などに弟子入りをして、仕事に関する本を100冊説明できる。この3つをすれば自分の品質は上昇する。

4.貯金、投資、消費、浪費
 身軽であることは重要。つまり、ローンなどの固定費が高い人は、チャンスが来ても動けない。フットワークを軽く保つ努力をしよう。


苦手な分野を克服する時間はない。30点を60点にしても意味がない。自分の得意分野の100点を150点、200点にしていくこと。時代は流れる。150点はあっという間に100点に相対的に下がっていく。

サイゼリア革命 山口芳生

サイゼリヤ革命―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話

サイゼリヤ革命―世界中どこにもない“本物”のレストランチェーン誕生秘話

レストランの経営者の哲学。それはシンプルであたりまえなこと。

たくさんの人に、安くて美味しいものを食べて喜んでもらう

徹底的に数字で管理することにより、低価格・高品質を実現した。作業のコントロールを徹底する。例えば調理中の肘の曲げ伸ばしが何か必要か?など。

また企業理念を忘れないよう社員に口酸っぱく伝える。


正垣氏のお母さんが言った言葉は

「すべての原因は自分のモノの見方にある。「原因⇒結果⇒原因」原因が結果を生み、その結果がまた別の原因になる。経営することは改善することの連続である。

チェーン展開するうえで重要なことの一つ。通常、店舗ごとの売り上げがいい店を表彰したりするものだが、サイゼリアでは例えば売上600万円で収益が出る構造なのに、800万円売上げたからその店は優秀ではない。むしろ社員らを無理させているという。

他の道へ行かず、同じ業界で品質と価格を追求する。高くて美味しいものはいくらでもでき楽である。困難な道だからこそ、トライ&エラーで進んでいくことなんだと思う。

大人の友達を作ろう 中谷彰宏

大人の友達を作ろう。―人生が劇的に変わる人脈塾 (PHP文庫)

大人の友達を作ろう。―人生が劇的に変わる人脈塾 (PHP文庫)

大人の友達はライフスタイルから生まれる

なるほど、ライフスタイルとはすなわち時間感覚の事だと思う。友人同士でも、すれ違いで携帯電話が繋がらないことがあるが、それは二人の時間がずれている結果なんだと思う。わざわざ友人に合わせる必要もなく、自然な流れなんだと受け止めている。

著書の中で「1本道ジレンマ」というのがあった。狭い一本道をお互いに譲らなかったら余計に時間がかかるというものである。

道を譲る人が最も早く道を進む

相手に先に下がられたら”ラッキー”ではなく、自分が下がるのが遅かったと”反省”しなければならない。

またこの他に印象に残った言葉は、

人に与えたものは必ず返ってくる
人から奪ったものは必ず奪われる

損したと思っても、後から考えると損ではないことに気づく。自分がどれだけ手に入れられるかではなく、どれだけ与えられるかを考える。時間や情報も与えれば与えるほど返ってくる原則を忘れないようにしようと思う。