住宅革命 眞木健一
- 作者: 眞木健一
- 出版社/メーカー: WAVE出版
- 発売日: 2010/09/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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住宅業界のおかしいところをおかしいという著者の考えに頷く。
莫大な広告費は施主が負担している。質を落とさずコストを下げるために流通を見直し、素材を丹念に選びぬき、地方の工務店と連携する。
「日本の住宅は、30年しかもたない」を覆す。100年でも200年でも持つ家を!
「遺す家、遺る家」
コンセプトが素晴らしい。メンテナンス次第で残るならば、ゴミを増やすことを抑え、地球環境にも良い。
この本のポイント
◎ハウスメーカーは家を売るが、家は建てない。家を建てるのは工務店である。
◎ハウスメーカーは施主では無く、株主の方を見ている。
◎住宅アドバイザーが独立し業務を行えば、施主にとって利益となる。
◎パッシブな家を考える。エアコンに頼りすぎない。
◎資金計画は独立したFPとたてる。
◎売りやすさ=公共性が高い=壊さなくてよい=環境負荷軽減
家を建てても永住できるかどうかは分からない。何かのきっかけで他の場所に移ることにもなるかもしれない。そのようなときに売れる家、もしくは貸せる家というのは、フットワークを軽くする。