家づくりの本
- 作者: 眞木健一
- 出版社/メーカー: 書肆侃侃房
- 発売日: 2006/09/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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家を建てたい人に質問!
「あなたは、なぜ家を建てたいのですか?」
家を持ったから幸せになるというのは幻想である。今ある暮らしをみつめ直し、将来を出来るだけ想像し、家族の在り方や個人の楽しみをひとつひとつ見つけていく作業があり、その先に新しい家が見えてくるのではないだろうか?
著者は、はじめに問いかける。家を建てたいと思った初心を記録しておき、何かに迷うことがあれば本質をみつめ直すことが大切だということ。
世間の流れで何となく家を建て、ローンに追われ、家族がギスギス、好きなものは我慢して、何が幸せなのか?
そういったことを考えるためには、入門編といえるだろう。他にもたくさんの書籍がある。ただ、僕は縁があってこの本を読もうと思った。
何かをやり始める時には、まず本を読む。
この本のポイント
◎住む場所は、方角・形が良い、広ければいいってものではなく、最適な広さがある。
◎間取りから構造を選ぶ
◎楽しい空間をリスト化(人生で何をしたいのかを)
◎繰り上げ返済≠賢い返済
◎坪単価はあてにならない。広い家は坪単価が落ちるが品質も落ちる
◎古くなってからお金がかかる水回りなどに最初にお金をかける
◎細かい見積もりが良い住宅会社
◎変な土地でも工夫すれば、いい家は立つ
◎不動産流通の仕組みや土地について調べよう
◎スタディルームの活用「家族図書館」で子供部屋は3,4畳でも良い
◎照明はこだわる。広さではなく広がりを持たせる。
◎いいデザインの家具を揃える
今持っている、お金やモノを整理整頓したら次のステップは家を買うことになるかもしれない。