無の用

茶碗や花瓶は、その内側の空っぽの部分、すなわち「無」があるからこそ役に立つのである。

和室や床の間など無駄だと思っていた20代の頃。歳を重ねるごとに無駄だと思う空間にも意味を見いだせるようになる。今では家具も少ない畳の部屋が好きである。


自宅の近くに温泉はあるものの、日々の生活では自宅の風呂があるのにわざわざ温泉に行って家族風呂に入ることはなかなかないので、初めて貸切家族風呂に入ったがなかなか良い。家族の連帯感を確認できる。