茶碗や花瓶は、その内側の空っぽの部分、すなわち「無」があるからこそ役に立つのである。和室や床の間など無駄だと思っていた20代の頃。歳を重ねるごとに無駄だと思う空間にも意味を見いだせるようになる。今では家具も少ない畳の部屋が好きである。 自宅の…
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