サイクリング 90km

 仲間とロングライドである。本来のロードレーサーにしてみれば短い距離であるが、ロードバイク初心者にしては90kmもロングである。

 09時30分に集合し、5名でスタート。スタートして20分後に1人パンクである。パンクのトラブルはまーしょうがない。といいつつ再スタートして15分後また別のロードバイクがパンク。1時間後に同じ奴がパンク。チューブの準備は自分も含めて3本(1本はディープリム専用の80ミリロングバルブ)2本を使い、パッチで修理後再走。

 2回パンクしたリアのタイヤには、5ミリの銅線が刺さっていた。パンクした時は、パンク箇所のタイヤの方もをしっかり点検することの基本を実感する。

 結局、5人中、3人がパンクし一人が3回パンクしたので計5回のパンク修理講習会ライドになった。3回パンクの彼は、パッチで修理済みのチューブに空気が充満されると、コンビニの駐車場雄叫びをあげた。

「ひさびさのパンパンだあー」


 パンクが怖くなった一同は、自転車に駆け込みチューブを買いあさった。飛び込みの客にもかかわらず、冷やしタオルをサービスしてもらった。

「こんなにチューブが売れた日は無いね」

「今度、こちらにサイクリングするときは前もって言ってくれ。チューブの在庫確保が必要だから(笑)」
とサイクルショップオーナー。

 オーナーさん、帰りは、一人もパンクせず無事に帰宅しました。

仲間と走るとぺダリングも軽く、距離もあっという間である。しかし、今回はメンテや準備の大切さを痛感した。

空気ボンベより、シュコシュコの手動ボンベが神様の手に見えた。